終活とは“どう生きるか”を考えること|80代の親戚から教わった大切なこと

こんにちは。
神奈川県秦野市の行政書士、安居院(あぐい)です。

先日のお通夜で、久しぶりに親戚のおじさんとお話しする機会がありました。

おじさんは80代。
でも、とてもそうは見えません。

背筋はピンと伸び、スタスタと歩く姿。
その理由は、毎日欠かさず1時間ほどウォーキングをされているからだそうです。


おじさんにはお子さんが3人いらっしゃいますが、

「子どもの世話にはならない」
「老人ホームにも入るつもりはない」

そうはっきりとおっしゃっていました。


そして、何より印象的だったのは
“旅”のお話です。

おじさんにとって、旅行はライフワーク。

日本全国だけでなく、世界各地を一人で旅されていて、
来週は近江に1週間ほど行かれるとのことでした。

これまで多くの国を訪れてきた中で、
唯一行っていないのがイランだそうです。

現在は情勢の影響もあり、なかなか渡航が難しい状況ですが、
「もし落ち着いたら行ってみたい」とおっしゃっていました。

そう話すおじさんの目は少年のようにキラキラしていて、
思わず「きっと行かれるんだろうな」と感じてしまうほどでした。


奥様を亡くされたこともあり、
今はお一人で旅をされているそうですが、

その中で出会う「一期一会」をとても大切にされているとのこと。

そして旅先から、素敵な絵手紙を送ってくださいます。

毎回、そのお便りが届くのが楽しみです。


おじさんは、こんなことをおっしゃっていました。

「お金は使いなさい。しかも、有意義に」

「心を豊かにすることが、一番大事だ」

「それが、良い仕事にもつながる」


さらに、

「今できることが、10年後にできるとは限らない」
「だから、今できることをやった方がいい」

とも。

そして最後に、

「健康が一番大事。特に足だよ」

と笑いながら話してくださいました。


どの言葉も、とてもシンプルですが、
心に深く残るものでした。


「誰にも迷惑をかけずに生きたい」

これは多くの方が思っていることだと思います。

でも実際には、
病気や予期せぬ出来事で思うようにいかないこともあります。


だからこそ、

“今、元気なうちにどう生きるか”

これがとても大切なのだと感じました。


・やりたいことをやる
・行きたい場所に行く
・大切な人との時間を過ごす

そして、

・お金の使い方
・時間の使い方

これらも含めて、後悔のない選択をしていくこと。


これもまた、立派な「終活」なのだと思います。

とはいえ、具体的に何から始めればいいのか迷う方も多いと思います。
親が元気なうちにやるべき相続対策5つ|後悔しないための備えで、今できる準備をわかりやすくまとめています。


現在、私はエンディングノートの作成を進めています。

その話をおじさんにすると、

「ぜひ欲しい」

とおっしゃってくださいました。

完成したら、真っ先にお渡ししようと思っています。


エンディングノートは、
「もしものときのための準備」としてだけでなく、

“これからどう生きていくか”を考えるためのもの

でもあります。

エンディングノートは、「きちんと書かなきゃ」と思うと、なかなか進まないものです。
でも実は、一言からでも十分に意味があります。

エンディングノートが書けない方へ|一言から始める終活では、無理なく始めるコツをわかりやすくご紹介しています。


今回のお話を通じて、もう一つ強く感じたことがあります。

それは、

独居で暮らしている方がとても多いという現実です。


子どもに気を使いたくない
自由に暮らしたい
施設に入ることへの不安

さまざまな思いから、
お一人で生活されている方は少なくありません。


そんな中で思い出したのが、こんな言葉です。

「遠くの親戚より、近くの他人」


これからの時代、

身近で相談できる存在がいること
大きな安心につながるのではないかと感じています。


私自身も、

そうした方々にとって
「気軽に相談できる存在」になれるように

これから何ができるのか、
しっかり考えていきたいと思います。

終活は、何か特別な準備だけを指すものではありません。
「これからどう生きたいか」を考えることも、大切な一歩です。

エンディングノートの活用や、将来への備えについてもサポートしています。
どうぞお気軽にご相談ください。

LINEからも受け付けております。
「ちょっと聞いてみたい」という内容でも大丈夫です。

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