相続した実家を放置するとどうなる?空き家問題のリアルと対策
親が亡くなり、相続した実家。
けれど、誰も住まないままになっている――
そんなご家庭は、実はとても多いのが現状です。
家の中には、両親が大切にしていた思い出の品々がそのまま残り、
「何から手をつければいいのかわからない」
そう感じて、気づけば時間だけが過ぎていく。
そして、結果として“放置”という状態になってしまうのです。
実際にあったお話ですが、
長い間空き家になっていた実家に、
知らない間に人が住んでいたというケースもありました。
電気・ガス・水道を止めておらず、
「定期的に様子を見に行こう」と思っていたものの、
日々の生活に追われて足が遠のいてしまう。
雨戸を閉めたままの家は外から様子がわかりにくく、
近隣の方も異変に気づかなかったそうです。
現在は、相続登記の義務化により
「名義変更をしなければならない」という認識は広がってきました。
しかし、本当に大切なのはその先です。
その実家を
・売却するのか
・自分たちが住むのか
・将来のために残すのか
・誰かに貸すのか
方向性によって、取るべき行動は大きく変わります。
“どう分けるか”によって、家族関係に影響が出ることもあります。
後悔しないための考え方については、
相続不動産をどう分ける?家族の笑顔を守るための3つの選択肢と後悔しない選び方
で詳しく解説しています。
また、片づけについても悩まれる方が多くいらっしゃいます。
「費用がかかるから業者には頼みたくない」
「少しずつ自分たちで片づければいい」
そう考えるお気持ちも、とてもよくわかります。
ただ、物の量によっては、
個人で少しずつ進めていくには時間がかかりすぎてしまい、
結果として何年も手つかずのままになることも少なくありません。
もちろん、どうするかは相続人の皆さまのご判断です。
無理に進める必要はありません。
ただ一つ、お願いしたいことがあります。
それは、「放置」だけはしないことです。
空き家は、気づかないうちに
・不審者の侵入
・近隣トラブル
・建物の劣化
といった問題につながることがあります。
遠方にお住まいで管理が難しい場合は、
近くの不動産会社に管理を依頼したり、
ご近所の方に「何かあったら連絡をください」とお声がけしておくことも、
安心につながります。
大切なご実家だからこそ、
そのままにしておくのではなく、
少しずつでも向き合っていくことが、これからの安心につながります。
ご自身での判断が難しい場合は、お気軽にご相談ください

