相続放棄に必要な書類(ケース別一覧)
相続放棄の必要書類は、申述する方の立場によって異なります。
まずは共通書類と、ケースごとの違いを整理して確認していきましょう。
必要書類は個別の状況によって異なる場合もあるため、
事前に裁判所の公式サイトで確認しておくと安心です。
相続放棄をしなかった場合のリスクについては、
「相続放棄しなかったらどうなる?」の記事で詳しく解説しています。
■ 共通で必要な書類
・被相続人の住民票除票 または 戸籍の附票
・申述人(放棄する方)の戸籍謄本
■ ケース別 必要書類一覧
| 申述人の立場 | 必要書類 |
|---|---|
| 配偶者 | ・被相続人の死亡の記載のある戸籍 |
| 子(第一順位) | ・被相続人の死亡の記載のある戸籍 |
| 代襲相続人(孫・ひ孫など) | ・被相続人の死亡の記載のある戸籍 ・被代襲者(本来の相続人)の死亡の記載のある戸籍 |
| 父母・祖父母(第二順位) | ・被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍 ・子や代襲者が死亡している場合、その方の出生から死亡までの戸籍 ・直系尊属の死亡記載のある戸籍 |
| 兄弟姉妹(第三順位) | ・被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍 ・子や代襲者が死亡している場合、その方の出生から死亡までの戸籍 ・直系尊属の死亡記載のある戸籍 |
| 代襲相続人(甥・姪) | ・被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍 ・被代襲者(本来の相続人)の死亡の記載のある戸籍 |
ワンポイント補足
相続放棄の手続きでは、
「誰が相続人なのか」を確定するために戸籍をさかのぼって確認します。
特に第二順位(父母等)や第三順位(兄弟姉妹)の場合は、
必要な戸籍の範囲が広くなるため、取得に時間がかかることがあります。
相続放棄には期限があり、
「相続放棄の3ヶ月はいつから?」の記事で詳しく解説しています。
最後に
戸籍の収集は慣れていないと分かりにくい部分も多く、
途中で「何を取ればいいのか分からなくなった」というご相談も多くいただきます。
手続きの流れについては、
「相続放棄の手続きの流れ」をまとめた記事もあわせてご覧ください。
迷った場合は、早めに整理することでスムーズに手続きを進めることができます。
