エンディングノートが書けない方へ|一言から始める終活

エンディングノートを買ったものの、真っ白なまま…。
そんな方、実はとても多いです。

「何を書けばいいかわからない」
「書いたら気持ちが決まってしまいそうで不安」

そんなふうに感じて、手が止まってしまうんですよね。

実は私も、相続手続きの専門会社に勤めていたとき、
お客様にはエンディングノートをおすすめしていましたが、
自分自身は書けていませんでした。

書いてしまうと気持ちが固定されてしまいそうで、
あとから考えが変わったらどうしよう…。
そんな思いがあったからです。

だからこそ今は、無理に形にするのではなく、
自分の気持ちを、少しずつ家族に伝えることを大切にしています。


■ エンディングノートに何を書けばいいのか?

「全部きちんと書かなきゃ」と思うと、どうしても手が止まってしまいます。
でも、本当はそんなに構えなくて大丈夫です。

たとえば、こんなことからで十分です。

・通帳や大切な書類の保管場所
・連絡してほしい人
・延命治療や介護についての考え
・葬儀についての希望

すべてを一度に書く必要はありません。
まずは一つだけでも大丈夫です。


遺言書は法的な効力を持つ大切なものですが、
エンディングノートはもっと自由に“気持ち”を書けるものです。

ただ、まだ気持ちが整っていない場合には、無理をする必要はありません。

エンディングノートには法的な効力はありませんが、
残されたご家族にとっては、大きな道しるべになります。


■ 気持ちを整理したあとに考えたいこと

エンディングノートで気持ちを整理したあと、
法的にきちんと残しておきたいと考える方も多くいらっしゃいます。

その場合には、「遺言書」という形で残しておくことが大切です。

子どもがいない夫婦の相続対策|遺言書が必要な理由


■ “一言”が家族を助ける

たとえば——

「延命治療はしなくてもいいかなと思っている」
「通帳はここにあるよ」
「困ったらこの人に相談してほしい」

そんな一言があるだけで、
ご家族の負担や迷いは、驚くほど軽くなります。


■ 準備がないとどうなるか

もし何も準備をしていない場合、
相続人同士での話し合いが必要になることもあります。

遺産分割協議の進め方については、こちらの記事で解説しています。

遺産分割協議とは?進め方とトラブル回避【不動産相続は要注意】


■ まとめ

完璧に準備しようとしなくて大丈夫。
少しずつでいいんです。

がんばらない終活、はじめてみませんか。


書き方に迷ったときは、一緒に整理するお手伝いもしています。