相続前に銀行口座は整理すべき?トラブルを防ぐポイント

銀行口座がいくつあるか把握されていますか?

銀行口座だけでなく、証券口座の整理も相続対策では重要になります。
「証券口座の相続は『移管』が基本|株式・投資信託の手続きと評価ルール」

意外とご自身でも正確に把握されていない方は多いものです。

最近では、ネット銀行や証券口座など、「紙の通帳が存在しない財産」も増えています。

昔、銀行に頼まれて新しい口座を作ったことはありませんか。
その際、1,000円、もしくは1万円ほどを入金して口座を開設し、
その後まったく使わないまま何十年も経っている、
というケースもよくあります。

このような口座は、相続手続きを進めるうえで非常に厄介です。

実際の相続では、通帳の履歴から契約や財産を調査していく作業も必要になります。
「親が亡くなったら何から始める?通帳5年分でわかる財産調査のコツ」

なぜなら、残高が1,000円しかない口座を解約し、
相続人の口座へ入金する場合でも、振込手数料がかかるからです。

結果として、実際に手元に残るのは数百円、
ということも珍しくありません。

このような口座が1つだけならまだしも、
5口座、6口座とあると大変です。

例えば、相続手続きを専門の業者に依頼した場合、
銀行口座ごとに報酬が発生することがあります。

1口座につき1万円や2万円と設定されていることも多く、
残高が1,000円しかない口座のために1万円の報酬を支払う、
という状況にもなりかねません。

また、相続税の申告が必要な方の場合は、
残高証明書の取得が必要になることもあり、
さらに手間と費用がかかります。

そのため、お元気なうちに銀行口座を整理しておくことをおすすめします。
理想は1口座ですが、事情によっては難しい場合でも、
3口座程度までにまとめておくとよいでしょう。

そうすることで、ご自身の管理もしやすくなり、
将来の相続手続きの際、相続人の負担を軽くすることができます。

最近では、ネット銀行やサブスクなど「デジタル遺産」の整理も重要になっています。
「銀行口座が止まってもサブスクは止まらない?|デジタル遺品の落とし穴」

相続手続き全体の流れについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「相続手続きは自分でできる?専門家が解説」

「昔、口座を作ったような気がする」
という銀行があれば、一度窓口で名寄せをしてみてください。
「私名義の口座はありますか?」と確認するだけで大丈夫です。

もし、使っていない口座が見つかった場合は、
残高が少額でも、解約を検討しておくと安心です。

相続手続きについてのご相談は、
こちらのホームページをご覧ください。

LINEからも受け付けております。
「ちょっと聞いてみたい」という内容でも大丈夫です。

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