相続トラブル3選|“うちは大丈夫”が崩れた実例と回避のポイント
はじめに
「うちは仲がいいから大丈夫」
「揉めるような財産もないし心配ない」
相続のご相談を受けていると、
こうおっしゃる方はとても多くいらっしゃいます。
ですが実際には、
“普通のご家庭”だからこそ起こるトラブルが少なくありません。
今回は、実際によくある相続トラブルを3つご紹介します。
ケース①:遺言書がなく、話し合いがまとまらない
遺言書がない場合、
相続人全員で遺産の分け方を話し合う必要があります。
しかし、
・意見がまとまらない
・感情的になってしまう
・連絡が取れない人がいる
といった理由で、話し合いが進まなくなるケースが多くあります。
回避ポイント
遺言書を作成しておくことで、
「誰に何を残すか」を明確にしておくことができます。
なお、遺言書を作成していても、
内容によっては「遺留分」をめぐるトラブルが起きることがあります。
遺留分については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶遺言書があっても安心できない?遺留分トラブルと対処法を解説をご覧ください。
ケース②:親の面倒を見ていた人ともらう額で揉める
「介護をしていた人が多くもらうべきではないか」
この考え方はとても自然なものです。
ですが、法律上は必ずしもそれが反映されるとは限らず、
そこに不満が生まれることがあります。
回避ポイント
生前から意思を明確にしておくことや、
遺言書で想いを伝えておくことが重要です。
実際に、「うちは揉めないと思っていた」というご家庭で、
遺言書をきっかけに関係が大きく変わってしまったケースもあります。
▶遺言書トラブル実録「うちは大丈夫」が崩れた日の記事もご参照ください。
ケース③:不動産しかなく、分けられない
財産の多くが自宅などの不動産だった場合、
・売るのか
・誰が住むのか
・どうやって分けるのか
で揉めるケースがあります。
回避ポイント
事前に「売却するのか」「誰が引き継ぐのか」を
家族で話し合っておくことが大切です。
特に、相続財産のほとんどが実家だけだった場合、
「売る・住む・残す」で意見が分かれやすくなります。
実家相続で起こりやすいトラブルについては、
こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
▶なぜ実家相続は揉める?不動産しかない家庭で起きやすい争族
なぜトラブルは起きるのか
相続トラブルの多くは、
「お金の問題」だけではなく、
「気持ちのすれ違い」から起きています。
「自分は大切にされていなかったのではないか」
そんな想いが、トラブルのきっかけになることも少なくありません。
まとめ
相続は、どのご家庭にも起こるものです。
そして、特別なケースではなく、
“どこにでもある普通の状況”からトラブルは生まれます。
だからこそ、
・早めに準備をすること
・想いを形にしておくこと
・必要に応じて専門家に相談すること
が、円満な相続につながります。
まずはお気軽にご相談ください
「うちは大丈夫」と思っていても、
少しでも不安があれば、それは大切なサインです。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
LINEからも受け付けております。
「ちょっと聞いてみたい」という内容でも大丈夫です。

